久米島紬は、沖縄県の久米島に伝承されている絹織物で
15世紀頃にはすでに養蚕がおこなわれていたと言われており
17世紀に琉球王府への貢納布に定められて以来、
御絵図に代表される絣のほか、縞、格子などの織物の製作技術が
高度に発揮しました。そして久米島紬は2004年に重要無形文化財に指定されています。
御絵図柄とは琉球王国時代の久米島には宮古島、八重山と同じように税の一種、貢納布が課され、紬(つむぎ)を織らされた歴史があります。中でも、王族たちの特注品、御用布のために島に届いたデザイン画が御絵図と言います。
幅37㎝ 長さ13m37㎝