1951年熊本県生まれ。
1978年より絵染作家 釜我敏子さんに師事されました。
『型絵染』とは、1人の作家が図案を考え、型を彫り、染めを行います。
図案構成から完成まで一貫したコンセプトが存在します。
溝口あけみさんは、やさしくおおらかさを持った作品を多く世に出されております。
「クレマチス」
クレマチスは一年を通して楽しめる品種で、英国ではつる性の女王と言われております。
彩りの紫や青は、きりっと深みのあるトーンから淡くぼかしたトーンまで幅広く、そのコントラストがみずみずしい透明感を伝えます。
まるでステンドグラスを眺めているかのような澄んだ輝きを感じさせる作品です。